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続・マングローブは小魚たちのゆりかご

小っちゃいの!が大好きなko-puchiです。
ハンドルネームの由来のひとつが、
ko(小)と英語のpuchi(プチ)を組み合わせて、「こぷち」です。

とういわけで、本日も昨日の続き、可愛らしい小魚や幼魚をお届けいたします。
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上からオヤビッチャ、カワヨウジ、ミツボシゴマハゼ、オキナワフグ in 企画展 沖縄の干潟





続・マングローブは小魚たちのゆりかご_d0064399_636314.jpgさて、先日のと同じものですが、左の写真を見てくださいね。
(クリックすると少し大きくなります。)
左上にご注目。
あの赤いのね、マングローブ(オヒルギ)の花なんですよ。
そしてその先の細長いのが、実なんです。
『胎生種子』とよばれていますが、木についたまま発芽し、あのまま落下してずぼっと地面につきささるわけです。

さて、もいちど、写真を見てくださいね。
今度は、真ん中の木の葉っぱにご注目。
ところどころ黄色いのがわかりますか?
マングローブは海水の影響を受けていますよね、当然木の中に塩分をとりこんでいるわけです。
その摂りすぎた余分な塩分を、排出するための機能があの黄色い葉っぱ。
あそこに塩分を送り込み、葉っぱを落とすことで、塩分を排出しているんですね。

さて、もいちど、写真を見てくださいね。
今度は木の根っこですよ。あれが幹を支える『支柱根』というやつです。
マングローブは潮がひいたときには、あんな形で地に立っています。
潮がくれば、水の中になります。
あんな複雑な根っこを張ることで、波の影響を受けにくくしているんですね。
ヤエヤマヒルギは、『タコの足のような支柱根』と表現されるのですが、波の影響を受けにくい構造らしく、他のマングローブより、より海側に生えているそうです。
でも、自然の波には耐えられても、観光船が起こす波には弱ってしまいます。
そこで、地元では、船のスピードを弱めましょう、もっとゆっくりしましょうという風に変わってきているそうです。

以上、ごくごく簡単に、ざくっとしたまとめです。
今回、見たり聞いたり調べた事を元に書いていますが、間違い等々あればご指摘下さいませ。

最後まで読んで下さった方~本当にどうもありがとう(^^)/

by ko-puchi | 2006-06-07 06:44 | すいぞくかんにいこう